<空自官製談合>空幕長が「悪意なし」発言 会見後に訂正(毎日新聞)

 航空自衛隊が発注する事務用品の入札を巡る官製談合疑惑で、空自トップの外薗健一朗・航空幕僚長は5日の定例会見で「一般競争入札になって事務処理も相当増え(たことが)、大きな原因として考えられる」との見方を示した。そのうえで、談合に関与したとされる隊員には「悪意がないとの考えか」と報道陣に問われ、「そう思っている」と発言した。会見後、防衛省航空幕僚監部広報室は空幕長の発言について「『私腹を肥やそう』とか『もうけてやろう』とかは現時点でないだろうとの認識」と釈明した。

 空自は随意契約だった04年度以前、天下りの受け入れに協力的な業者へ優先的に発注し、一般競争入札が導入された05年度以降には調達を担当する第1補給処の複数の現職隊員が、天下り先の受注割合を維持するために業者側と談合を繰り返した疑いが持たれている。公正取引委員会は北沢俊美防衛相に官製談合防止法に基づく改善措置要求を出す方向で最終調整している。

 会見で外薗空幕長は「隊員が関与した疑いがあることは誠に遺憾。重大な事案であると受け止めている」と述べた。【樋岡徹也】

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<ゴルフボール>特許侵害認定 輸入米社に賠償命令(毎日新聞)

 ゴルフボールの特許権を侵害されたとして、ブリヂストンスポーツ(東京都品川区)が、米企業子会社のアクシネット・ジャパン・インク(江東区)に約57億円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(大鷹一郎裁判長)は26日、約18億円の支払いを命じた。

 ブリヂストン側は97年、芯球に工夫を施し飛びやすくしたとする「ソリッドゴルフボール」の特許を登録。アクシネット社が02年から同じ構造のボール「タイトリストシリーズ」を輸入・販売し、不正に利益を得ていると主張した。当初は輸入・販売の差し止めも求めたが、89年の特許出願から20年経過し特許権が消滅したとして取り下げた。

 判決は、アクシネット社のボール構造が、ブリヂストン側の特許内容と同じと判断した。ブリヂストン側は米国でも親会社を提訴したが、既に和解している。【伊藤一郎】

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<事業仕分け>狙いは公費支出あぶり出し(毎日新聞)

 枝野幸男行政刷新担当相が「事業仕分け第2弾」の対象とする公益法人選定に向け、26日に七つの基準を示したのは、「カネの流れ」を解明し公費の支出を受ける公益法人をあぶり出す狙いがある。制度論に陥りがちだった従来の公益法人改革を、個々の法人の必要性を精査する方向に切り替えるのが狙いだ。

 七つの基準は、天下りの受け入れ▽収入に占める公費からの支出が5割以上▽財産が10億円超−−などで、一つでも該当すれば仕分け対象とする。

 枝野氏は「特殊法人改革は(独立行政法人への)抽象的な看板の掛け替えだった。一個一個つぶしていくしかない」(20日の長野県佐久市での講演)と述べ、公益法人改革に事業仕分けを導入する意義を語った。

 会計検査院によると、国や独立行政法人から国費の支出を受けた公益法人は07年度で1848にのぼり、総額は8263億円。昨年秋の事業仕分け第1弾では、受注した事業をそのまま別の法人や民間企業に再発注する「丸投げ」を指摘される事例が相次ぎ、「中抜き」(ピンはね)の排除を求める声が高まっていた。仕分け第2弾では、こうした法人への公費の流れを精査して事業継続の是非を判断する。【田中成之】

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元部下、2人殺害認める=強盗目的は否定−裁判員裁判・鳥取地裁(時事通信)

 鳥取県米子市で昨年2月、勤務先の会計事務所社長ら2人が殺害されるなどした事件の裁判員裁判の初公判が23日、鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)であり、強盗殺人などの罪に問われた元部下の影山博司被告(55)は2人の殺害は認めたが、強盗目的は否定した。
 影山被告は「強盗目的で2人を殺害したというのは事実と違う」と述べ、裁判長から「殺害は強盗目的ではなかったということか」と問われると、「はい」と答えた。弁護側も強盗殺人罪は成立しないと争う姿勢を示した。
 これに先立ち、同被告は「一言だけ」と前置きした上で、「取り返しの付かないことをした。2人や遺族に大変申し訳ない」などと謝罪した。
 強盗殺人の法定刑は死刑か無期懲役で、複数が死亡した事件の裁判員裁判は初めて。検察側は死刑を求刑する可能性がある。裁判員は男性4人、女性2人。補充裁判員は男性2人、女性2人。 

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