元部下、2人殺害認める=強盗目的は否定−裁判員裁判・鳥取地裁(時事通信)

 鳥取県米子市で昨年2月、勤務先の会計事務所社長ら2人が殺害されるなどした事件の裁判員裁判の初公判が23日、鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)であり、強盗殺人などの罪に問われた元部下の影山博司被告(55)は2人の殺害は認めたが、強盗目的は否定した。
 影山被告は「強盗目的で2人を殺害したというのは事実と違う」と述べ、裁判長から「殺害は強盗目的ではなかったということか」と問われると、「はい」と答えた。弁護側も強盗殺人罪は成立しないと争う姿勢を示した。
 これに先立ち、同被告は「一言だけ」と前置きした上で、「取り返しの付かないことをした。2人や遺族に大変申し訳ない」などと謝罪した。
 強盗殺人の法定刑は死刑か無期懲役で、複数が死亡した事件の裁判員裁判は初めて。検察側は死刑を求刑する可能性がある。裁判員は男性4人、女性2人。補充裁判員は男性2人、女性2人。 

【関連ニュース】
【動画】ティファニー強盗、映像公開
【特集】裁判員制度
〔写真特集〕知られざる塀の向こう側 刑務所の実態
少女側が告訴取り下げ=元Jリーガー釈放
「死刑反対」で裁判長から質問も=裁判員選任手続きで-2人死亡強盗殺人・鳥取地裁

売れない!商品券「僕が宅配しても」と橋下知事(読売新聞)
車上荒らしに警察手帳盗まれる 千葉県警巡査長(産経新聞)
<紫外光LED>実用化レベルに 殺菌力高く家庭で応用も(毎日新聞)
登校の児童5人、校庭で犬にかまれけが(読売新聞)
小沢氏「自民・青木氏は時代的役割終えた」(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。